当健康保険組合の平成30年度決算が去る7月5日に開催された第261回組合会において承認され、決定いたしました。

収入支出決算額

収入合計　39億7,686万円

支出合計　30億9,920万円

収入支出差引額　8億7,765万円

黒字決算となったが、引き続き厳しい状況

平成30年度決算は黒字になりましたが、高齢者医療制度への納付金が依然として重く、支出総額の4割以上にあたる約12億8,000万円を国に支出しました。

第2期データヘルス計画に基づいて保健事業を推進

平成30年度は、健診・レセプト分析に基づく第2期データヘルス計画に基づき、計画通り実施いたしました。今後もデータヘルス計画の取り組みをより一層進めるとともに、引き続き効率的な事業運営に努めてまいります。ご協力、よろしくお願いいたします。

おもな収入

健康保険収入

被保険者のみなさまと事業主から納めていただいた保険料です。38億5,499万円となりました。

国庫補助金収入

特定健診・特定保健指導の実施に要する費用などのために国から補助されるものです。45万円でした。

雑収入

積立金の利子、保養所の利用料収入、損害保険料等の収入で2,777万円でした。

おもな支出

事務費

当健康保険組合事務局の運営にかかわる諸経費と組合会関係費で6,495万円でした。

保険給付費

みなさまの医療費や各種給付金（出産、傷病等）のために支払った費用です。30年度は15億3,381万円でした。

納付金

高齢者医療制度等に拠出するための支出です。

前期高齢者納付金…65～74歳までの前期高齢者の医療費を支えるために4億2,424万円支出いたしました。

後期高齢者支援金…75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度へ8億5,580万円支出いたしました。

保健事業費

みなさまの健康づくりを支援するための費用です。特定健診・特定保健指導等、健診事業を中心に総額で1億4,193万円支出いたしました。

決算残金

平成30年度の収支差引額は、8億7,765万円となり、別途積立金へ充当いたしました。

平成30年度収入支出予算

● 一般勘定

差引残金　877,652千円

● 一般勘定