マイナンバーと健康保険
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2024年12月2日で健康保険証は廃止、マイナ保険証に一本化されました
マイナ保険証での受診が原則に
2024年12月2日で健康保険証の新規発行は廃止され、12月2日以降は、医療機関ではマイナ保険証(保険証利用登録をしたマイナンバーカード)での受診が原則となりました。
従来の保険証は、最長1年間(2025年12月1日まで)使用することができます。ただし、有効期限が2025年12月1日までの保険証は有効期限までの使用となります。また、転職などで健康保険が変わったなどの場合は、従来の保険証は再発行されず、使用できるのはマイナ保険証のみとなります。
なお、マイナ保険証をお持ちでない方などには、健康保険組合から「資格確認書」を交付します。
マイナ保険証のメリット
- 従来の保険証より初診料が6円、再診料が3円安くなります。(負担率30%の場合・2024年6月現在)
- 限度額適用認定証がなくても、高額療養費制度が適用され一定額以上の支払いがその場で不要になります。
- マイナポータルで自分の医療情報が確認できます。
- データ提供に同意すると、処方薬の情報や健診結果を医師や薬剤師と共有できます。
- 医療費控除の確定申告が簡単になります。
- 引越をしてもそのまま使えます。
※マイナンバーカードそのものの住所変更手続、また会社への住所変更届出は必要です。
「資格情報のお知らせ」を交付
加入者の皆さんに「資格情報のお知らせ」を交付します。
「資格情報のお知らせ」には、現在お持ちの保険証の記号・番号などが記載されています。
医療機関のシステムトラブルなどでマイナ保険証が使用できないときは、「資格情報のお知らせ」をマイナ保険証と一緒に提示することで受診ができます。また、健康保険組合への申請などの際に保険証記号・番号の確認ができます。
マイナンバーカードを作るには?
自治体から送付された「交付申請書」を使用して、オンライン(スマホ・PC)、郵送、まちなかの証明写真機で申請ができます。
「交付申請書」がない方は、ダウンロードするか市区町村窓口へ相談してください。
詳しくは、マイナンバーカード総合サイトへ。
マイナ保険証はどうやって申し込む?
スマホまたはセブン銀行ATMでの利用登録がオススメです。マイナンバーカードと暗証番号が必要です。
暗証番号が不明な場合は、医療機関の受付に設置されている「顔認証カードリーダー」で登録もできます。
スマホでの利用登録は、健康保険証の利用の申し込みから。
※マイナポータルアプリのインストールが必要です。