健康スコアリングレポートは、厚⽣労働省・経済産業省・⽇本健康会議が連携し、各健保組合の加入者の健康状態や医療費、予防・健康づくりへの取組状況等について、全健保組合平均（以下「全組合平均」とします）や業態平均と比較したデータを⾒える化したものであり、企業と健保組合が従業員等の予防・健康づくりに向けた連携を深めるためのコミュニケーションツールです。

当健保組合の2021度版健康スコアリングレポートの概要は、「特定健診の実施率」は良好まであと一歩、「特定保健指導の実施率」は業態平均に届かずやや不良、「生活習慣病リスク保有者の割合」はやや良好、「適正な生活習慣を有する者の割合」は全組合平均程度、医療費は全組合平均より若干低くなっています。

もう少し詳しく見ますと、「生活習慣病リスク保有者の割合」では血糖・血圧は良いものの肝機能・肥満・脂質は全組合平均より若干悪い結果となり、「適正な生活習慣を有する者の割合」では食事習慣・飲酒習慣はやや良く睡眠習慣は全組合平均程度ですが喫煙習慣・運動習慣が全組合平均を下回っています。心当たりのある方は、喫煙・運動をはじめとした生活習慣を改善され、日頃から健康を意識した生活をしていただければと思います。