疾病予防・健康づくり(保健事業)
肺がん
スクリーニング検査名 | 胸部単純エックス線検査 | |
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検査内容 | 胸部をエックス線撮影します。肺がんを疑う影がないかを見ます。 | |
対象年齢 | 国指針 | 40歳以上(喀痰細胞診は、原則50歳以上で喫煙指数が600以上、過去の喫煙者も含む) |
フジクラ健保 | (年齢条件なし)(喀痰細胞診は実施していない) | |
受診間隔 | 国指針 | 年1回 |
フジクラ健保 | 年1回 | |
肺がんについて | 最新の統計では、肺がんはがん罹患数第2位(2019年度)、死亡数第1位(2021年度)で特に50歳以上の男性に多いです。主に4種類の肺がんがあり、いずれも発生要因の一つに喫煙があります。早期には症状が見られないことが多いです。がん特有の初期症状はないですが、原因のわからない咳や痰が2週間以上続いたり、血痰が出る場合などはお近くの病院にご相談ください。 | |
1次予防 (生活習慣の改善) |
喫煙:肺がんを予防する為には、タバコを吸っている人は禁煙し、吸わない人はタバコの煙を避けて生活しましょう。禁煙を始めて10年後には禁煙しなかった場合と比べて肺がんのリスクを約半分に減らせます。 | |
メリット | 肺がんの早期発見・早期治療により死亡リスクが減ります。 早期に発見できることが多く、身体への負担の少ない軽度な治療で済み、コストも抑えられます。 異常なしと判定された場合の安心感も得られます。 |
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デメリット | エックス線を使用する為、被ばくのリスクがありますが、微量の為大きな問題になることはほとんどありません。但し妊娠中の方は避けた方が良いでしょう。 また、一方向からのみ撮影をする為、骨の後ろにがんが隠れていたりすると発見できません。なお、影があるからと言って必ずしもがんとは限りません。精密検査の判定の場合は、まずは専門医に相談しましょう。 |
用語の定義
用語 | 意味 |
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偽陰性 | 本来は陽性であるにもかかわらず、陰性と判定されること。 |
偽陽性 | 本来は陰性であるにもかかわらず、陽性と判定されること。 |
罹患 | 病気にかかること。 |