健康保険組合のご案内
予算のお知らせ

平成31年2月6日の組合会において、当健康保険組合の平成31年度予算が可決されました。今年度は、10月に予定されている消費税10%引き上げに伴う診療報酬改定の影響、昨年度からスタートした「保険者における予防・健康づくり等のインセンティブ制度」の重点事項となっている保健事業に注視した予算編成を行いました。

また保険料率を、健康保険は95/1000→88/1000、介護保険は10/1000→16/1000に変更いたしました。

収入支出予算額

健康保険 40億円

介護保険 5億400万円

保険料率

  被保険者 事業主 合計
健康保険 35.2/1000 52.8/1000 88/1000
介護保険 8/1000 8/1000 16/1000

※健康保険は調整保険料率1.3/1000を含む

おもな収入

 保険料収入

健康保険組合の収入のほとんどは、みなさまからの保険料です。今年度は前年度予算より20百万円少ない38.8億円を見込みました。

おもな支出

 保険給付費

保険給付費とは、みなさまがお医者さんにかかったときの自己負担(1~3割)以外の医療費で、健康保険組合が負担しています。出産や傷病時の各種手当金なども保険給付費に含まれます。

保険給付費は高齢化や医療技術の進歩などによる医療費増を考慮して、17.5億円を計上しました。みなさまもジェネリック医薬品の使用促進、健診を受けて健康管理に努める等、医療費の節減にご協力ください。

 保険事業費

みなさまの健康づくりを推進するための費用で、今年度は1.8億円を見込みました。保健事業の重要性はますます高まっています。健診未受診者対策、メタボのリスクのある人への特定保健指導の推進、重症化予防対策、禁煙支援等を積極的に進めていきます。ぜひご活用ください。

 各種納付金

高齢者への拠出金は支出の約5割を占め、非常に大きな負担となっています。今年度は65~74歳の医療費(前期高齢者納付金)として9.7億円、75歳以上の医療費(後期高齢者支援金)9億円の支出となります。

後期高齢者支援金の算出方法は、平成29年度から全面的に加入者の所得に応じた方法(全面総報酬割)が導入されました。高齢者医療費そのものも増加しており、健保の負担はますます厳しい状況となっています。

平成31年度収入支出予算

 一般勘定

 介護勘定